犯罪被害者から学ぶ
より良い犯罪被害者等支援制度のために
何気ない毎日を過ごしている日常生活において、私たちが突然犯罪被害者に遭ったとすれば、どのように対応したらよいのでしょうか?
今回のシンポジウムでは、身近な被害を通して、どのような支援ができるのか?また、当たり前だと思っていることが徐々に失われていく現実を知り、殺人・子どもの虐待いじめ・性被害等犯罪被害に遭う前の日常を少しでも取り戻す対応などを、ご遺族の体験の中から学んでいきます。
そして、現在整備されている犯罪被害者支援の制度の課題とより良い制度とするための取り組みの方向性等について皆さんと一緒に考えていきます。
開催日 | 令和元年 11月9日(土)午後1時~午後4時 |
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[第1部]基調講演 犯罪被害者遺族の想い ~講演者 村上 公朗様~
2018年5月11日午前6時50分頃、熊本市西区田崎で、当時西高3年生(17歳)であった長女の瑠菜さんを酒気帯び運転の車に後方から追突され亡くされましたお父様で、事故直後の状況や裁判を通しての加害者との接触、今回の事故を通して伝えたいことなど、深い悲しみの中で「被害者遺族の想い」としてご講演をいただきます。
[第2部]パネルディスカッション
犯罪被害に遭ったら、どのような支援があるのか、できるのか?現状とこれからの支援のあり方について、各分野で取り組まれている方々にパネリストとしてご登壇いただき、皆様と一緒に関心と理解を深めていきます。
パネリスト
- 村上 公朗様(被害者遺族)
- 初沢 怜以様(熊本地方検察庁検事)
- 古澤 庸臣様(熊本県警本部広報県民課犯罪被害者支援室長)
- 渡邉 剛様(弁護士)
- 大島 隆広様(司法書士)副理事長
コーディネーター