市民公開シンポジウム『犯罪被害者から学ぶ~より良い犯罪被害者等支援制度のために~』を平成29年12月2日(土)13時30分~16時30分、パレアホールにおきまして、二部構成で実施いたしました。
【第一部「犯罪被害者遺族の想い」】
清水誠一郎さんに講話をいただきました。2011年3月3日、家族でひな祭りの買い物に行ってる時、一寸の隙に三歳の女児がさらわれ、トイレの中で殺害され、翌日リックに詰められ、近くの水路から発見された事件のご遺族の方です。犯罪被害に遭われたご遺族の苦悩は、終生記憶から消えることはなく、生涯苦しみを背負って人生を歩いておられます。
『当事者の思いは他人には想像することすらできない』
『お話をお聴きすることによって理解を深めることができた』
と、参加者の方からのご意見がありました。また、
『被害者等の支援の大切さ、相談窓口の必要性について理解できた』
とのお話をいただきました。
【第二部「パネルディスカッション」】
支援関係者による支援制度および支援の内容についての意見交換を行いました。これからの支援の課題と取り組みについて、
『専門家を交えたディスカッションで支援制度および支援の内容について良く理解できた』
『支援の必要性についても強く感じました』
『被害者等の支援は未だ理解されている方は少ないと思います、広報活動をしてください』
とのご要望や激励をいただきました。